2015年12月20日日曜日

AFCの力を【伊藤 大介】

産能大でのトレーニングマッチ。
対戦相手はLJ厚木。

これまで3度ほど対戦している相手。
僕がAFCの指導に携わるようになってからは初めての対戦。

これまでは結構「やられていた」とのこと。
今回は「少し勝負できているようになっているのではないか」と少し自信を持って臨みました。

結果から言うと、まだまだ×10くらい。
開始20秒で失点、75秒で2失点目、、、今日は何点取られてしまうのだろうか?
途方にくれる試合序盤の展開でした。

改善点は一体なんだ??
いろいろと「やられていた」おかげで見出しづらい展開の中でも、
「そんな中でも、止める蹴る、こういった部分の成長が見える」と西野さん。
課題と改善点のピックアップに躍起になっていた僕、さすが西野さん、と改めて悔しい気持ちになりました。
自称ミスターポジティブでしたが、まだまだ×10です。

確かに西野さんのおっしゃる通り、成長している部分は感じました。
そして最初はいわゆる「ビビっていた」選手たちも、相手のプレー強度に慣れ始め、何人かの選手は自分の精一杯を出せるようになっていました。
なんだ良い勝負ができるじゃないか、というゲームも確かにありました。

これからは自分たちよりも格上!と誰がみても思える対戦相手との試合をオーガナイズしてあげたいと思いました。
彼らはそこで成長する力があるはずです。

守備面での課題は盛り沢山な試合でしたが、攻撃面での一定の成果は見出すことができ、次のステップへのイメージも持つことができました。

と、自称ミスターポジティブが前向きな面ばかり述べましたが、う〜ん、、、と頭を悩ますことがあったことも事実。
ここに背を向けずに本気で向き合って、彼らを変えていきたいと思います。

何人かの選手は、ほとんどの時間「ただいるだけ」でした。
ピッチ上で、自らチャレンジするわけでもない、自発的なアクションを起こすわけでもない、責任を持つわけでもない、当然リスクも冒さない、つまりサッカーの一番楽しいところから離れている選手がいます。

この一番楽しいところ、というのは本気でという視点です。
本気を感じない、どこか満足してしまっているのではないかと思う節があります。

これを変えていくためには、西野さんも常々おっしゃっていますが、サッカーのトレーニングだけではない!と思います。
そしてサッカーのトレーニングだけではない活動があることがAFC茅ヶ崎のストロングポイントの一つ。

今こそ、AFC茅ヶ崎だからこそ!を見せる時だと思います。

伊藤 大介

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