2015年12月28日月曜日

初日を終えて【山梨遠征】

初めてのコンペティション参加。
初めてだから緊張、相手が中学2年生チーム、そんなカッコ良く言えばエクスキューズ、簡単に言うと「心の言い訳」があり、気候と内容の寒い散々な試合結果となってしまいました。

これは選手だけの責任ではなく、コーチである僕の責任と結果でもあり、非常に申し訳なく、そして何よりも悔しいです。

最初に掲げていたテーマは(攻撃:ボールの保持、動きの継続)(守備:プレス、後退)というものでした。
これを初日から変えてしまって良いのか?かなり迷いましたが、覚悟を持ってテーマ変更することにしました。
理由は新たに設定するテーマをクリアできなければ、先に述べた聞こえが良いテーマを実践できませんし、本質を理解できないからです。

明日のテーマは3つ、

①自責
②言葉を大事に!
③自分変わります宣言!

①自責
今日の試合で1点でも奪うことができていれば、1点でも守ることができていれば、リーグ順位は1つ上にありました。
そして、1点でも……という悔いが残るシーンがチームの中にたくさんありました。
わずか1点の差だった、という話をした時に間違いなく選手それぞれにいろんなシーンが思い浮かんだはずです。
その悔いが残るシーンは自分のかかわるシーンだったか?
それとも他人がかかわるシーンだったか?
ここが非常に大事で、もし他の仲間のシーンであれば残念であり成長は見込めないという話をしました。
自分のプレーの中にそういうシーンがあり、次の機会へのモチベーションやその悔いを晴らすシーンを作り出すことに集中しよう、という話をしました。
他責ではなく自責の念を持ちましょう、その方が自分が成長できますよ、ということです。

②言葉を大事に!
相変わらず主張という要求が薄いチームの雰囲気。
気がついているけど、「誰かがなんとかしてくれるだろう」という姿勢が散見されます。
それは味方への伝達のシーンでも顕著に現れ、なんとなく伝えているだけに。
そして聴く耳、聴き方という点においても、なんとなく聴いているため根本的な理解や気づきがない。
仲間の言葉を聴く=トラップ
仲間へ言葉を伝達する=パス
サッカーのプレーと同じように非常に大事な技術です。
ボールを大事にするのと同じように、言葉も大事にしていきましょう、ということです。

③自分変わります宣言!
以上の2点を踏まえ、言葉を大事に、自分の悔いを晴らす場面を必ず作ろう!と約束しました。
今日1番悔いが残ったシーンを紙に書き起こし、それぞれ仲間の前で内容を発表してもらいました。
これは仲間への宣言ではなく、仲間で共有したことによる自分への発信です。
つまりこれが「自分変わります宣言」です。
この宣言が書かれた紙は今、それぞれのスパイクの中に入っています。
明日のピッチに入るときに再度宣言し、試合に臨みたいと思います。

これだけハッキリとした課題が抽出でき、大きくテーマを軌道修正させてくれた本日の対戦相手に感謝です。
おそらくAFCから10点奪ったチームは優勝することと思います。
そんなレベルのチームと初日から対戦できたことは非常に幸運なことです。
このラッキーを明日に活かさない手はありません。

明日、選手が激変して茅ヶ崎に戻れるように!
ひとまず5時からの朝練で気合いを入れていきます!

伊藤 大介















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