2017年1月6日金曜日

あけましておめでとうございます【伊藤大介】

あけましておめでとうございます。
本年もAFC茅ヶ崎らしく進んでまいりますので、宜しくお願い申し上げます。

新年早々にAFC茅ヶ崎らしい始動ができました。
サッカークラブであれば、新年の顔合わせといえば「初蹴り」、せいぜい「初詣」が主流かと思います。

そんな中、我々AFC茅ヶ崎は「餅つき大会」から新年スタート。
しかも、地域の子どもたちや先生方を巻き込んで。

子どもたちをサポートする前に、まずは自分たちが餅つきのことを知らなければ、ということで、「餅つきをするために生まれてきた」と豪語するコーチから餅のつき方レクチャーを受けました。



まぁやってみないとわからない!
ということで、何度も作業を繰り返し、もち米蒸し職人と化したコーチが用意してくれたもち米で早速実践。



そこで初めて餅米の威力を体感。
やはり何事もチャレンジしてみないと経験にならない、ということを実感したと思います。

本来"何事にも一生懸命"ということが「素敵な姿」であることを、「カッコ悪い」と勘違いしているの!?と思わせるような態度の選手もいましたが、それも中学生らしいと言えばそれまででしょうか?
いや、それではAFCとは言えません。

だからこそ、純粋無垢で、心から楽しむことができる「素敵な姿」の子どもたちと交流しているのです(もちろんそれだけが理由ではありませんが)。


(良い感じのサポート!)


(良い感じの盛り上げ!)

少しずつではありますが、子どもたちの素直に楽しむ勢いに感化され、空気を素直に読んだ選手たちが素敵な姿を披露していました。

その傍ら、実食のためのトッピング材準備・調理には保護者の皆様から多大なるご協力を頂戴しました。
完全に選手たちは、純粋無垢な子どもたち同様、食することに夢中になっていました(笑)


(保護者の皆様、本当にありがとうございました!)

と言いながら、僕も会場の賑やかな空気感に夢中になってしまい、お餅をいただくことだけでなく、写真を撮ることすら失念、、、、、もっと集中しなければ!反省です。

ひとまず8kgものもち米を完食。
ということは、美味しかったということでしょう!

キッズ大陸しょうなん辻堂園、子どもプラス茅ヶ崎教室の子どもたちと先生方、AFC茅ヶ崎選手の保護者の皆様、様々な人たちとともに時間と空間を共有することで選手たちは何か感じるものがあったでしょうか。

まだまだ自分たちのテリトリーから脱することができない選手たちが多い中で、外の景色や空気を知ることは非常に重要なことです。

常日頃、毎度のように口にしていますが、サッカーはサッカーのトレーニングでしか上達しませんが、プレーヤーはトレーニングだけでは成長しません。
だからこそ、身近でありながら自分たちの外の世界である地域の方との交流は必要不可欠であると考えていますし、間違いなく地域の方々から選手たちの潜在能力を引き出してもらえるキッカケがあると考えています。

その証拠に、子どもたちからは「お兄さんに声をかけてもらって嬉しかった」という声を聞きました。
その声を聞いた選手たちは何を想うでしょうか?
「人のために」「喜んでもらえる」「"ありがとう"という言葉を受ける」こういった自身の存在意義や貢献性、みんなで何かを作り上げる喜びといったものを感じる機会を得ることで、確実にピッチ上のパフォーマンスに影響があります。

・勝利のために
・仲間のために
・チームのために
・応援してくれる人たちのために
・自分自身のために

こういった活動を継続していくことが、地域に対する帰属意識を強め、さらには地域の方から応援されることにつながり、ピッチ上で苦しい時に「〜のために」といった活力・ガソリンになります。

サッカーは一人ではできないスポーツです。つまりは団体競技。
しかしそれは、ピッチ上で視覚的に映る仲間と相手、レフェリーの存在だけのことを指しません。

団体というものを、地域というピッチを超えた大きな枠で捉え、意識的に大勢の仲間とプレーしているという感覚を持つことで、大きなアクションを取ることができる、最後まで戦い抜けるプレーヤーになるためにも、こういった地域交流活動は継続していきます。

まだまだ未熟なチームですが、確実に魅力的なチームへの変化が進んでいます。

そして結果的に、AFC茅ヶ崎というチームが選手にとってだけでなく、地域にとって欠かせない、有意義な存在であることを目指し、2017年も突き進んでいきます!

AFC茅ヶ崎 伊藤 大介

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